Cheer Up
スーパーボウル出場応援!山口紗貴子さん
2022年2月13日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催された、全米最大人気を誇るNFLの優勝決定戦・スーパーボウルに、NFLシンシナティ・ベンガルズチアリーダーの山口紗貴子さんと猿田彩さんが出場しました。おふたりとも、これまでに「チアの木曜日」で取り上げさせていただいた方です。
このたび「チアの木曜日」が独占取材!
まずは、山口さんにNFL4シーズン目を終了した心境などをお聞きました。
―今シーズンはいかがでしたか?
昨年はパンデミックの影響で観客動員数にも限りがあり、チアリーダーもフィールドに入れず、客席からの応援でした。でも、今年はチームが快進撃を遂げたこともあり、満員のスタジアムを見ることができ、とても嬉しかったです。観客からの声援や熱気もシーズンを追うごとに高くなり、特にプレーオフ中では、客席からフィールドに届くファンのエネルギーには圧倒されました。
シンシナティの街でも変化が見られ、プレーオフ中は、試合がない日でもベンガルズのTシャツを着ている人を多く見かけたり、街のシンボルである建物の照明がチームカラーのオレンジ色になっていたりと、街全体でベンガルズを応援してくれている様子が特に印象的でした。
私たちチアリーダーも、今シーズンはルーキーが多く、チームの雰囲気も昨年とは変わり、ダンスの技術面でのレベルも高くなり、学びの多いシーズンとなりました。
―スーパーボウルに出場されていかがでしたか?
全てが素晴らしい経験で、夢のような毎日でした。会場となったSoFiスタジアムは息をのむような迫力で、リハーサルのために初めてフィールドに入った瞬間のことは一生忘れません。沢山の『SuperBowl LVI』の文字を見て、改めて『ついにここまで来たんだな』と実感しました。
試合は約7万人のファンの熱気が凄まじく、歓声で耳鳴りがするほどでした。いつもテレビで観ていた夢の舞台に自分がいることが終始信じられず、「I am speechless(表現できないくらい感動すること)」といった言葉通り、全てが夢の中にいるような感覚でした。ベンガルズファンから聞こえてくる『WhoDey』コールに胸が熱くなり、1年間一緒に頑張ってきた大好きなチームメイトと、最高のファンと一体となって大好きなチームを応援できたことが何より嬉しかったです。
―今後の抱負や読者へメッセージを
日本から応援いただきありがとうございます。今回このような素晴らしい経験が出来たのも、いつも支えて下さる方がいるからこそです。心より感謝申し上げます。スーパーボウルを通して、たくさんの方にシンシナティ・ベンガルズという名前を知っていただけたことが何よりうれしいです。来年もベンガルズがスーパーボウルに行って、ヴィンス・ロンバルディー・トロフィー(スーパーボウルの優勝トロフィー)をシンシナティに持って帰ってこられるよう、しっかり応援していきたいと思います。引き続きシンシナティ・ベンガルズの応援を、よろしくお願いいたします!
◆山口紗貴子プロフィール◆
玉川大学ダンスドリルチームJULIASでチアダンスを始める。Xリーグ(社会人アメリカンフットボールリーグ)オービックシーガルズチアリーダーズSEA-Cheerで5シーズン活躍。その後、Bリーグ福島ファイヤーボンズで「復興の女神」として3シーズン、中心的存在で活動した。5度目の挑戦でNFLチアリーダー・シンシナティベンガルズチアのオーディションに合格、2021-22年シーズンで4シーズン目の活動となった。