Cheer Up
Allstar pro-cheerleaders 出身のRana
来季アメリカ挑戦!(前編)
来季、アメリカ挑戦をするRanaさんを、2回に渡ってお届けします。前半は、オーディション受験のきっかけについてです。アメリカと日本でのチアリーダーの違いにインスパイアされたというお話がとても興味深く、楽しくインタビューさせてもらいました。
-アメリカ挑戦を決めたきっかけは何ですか?
Allstar pro-cheerleadersのメンバーとして活動していた時、ディレクターの齋藤佳子さんから、日本とアメリカでのチアリーダーの違いを伺い、衝撃を受けたのがきっかけです。例えば、アメリカでは、チアリーダーはロールモデルとしての存在で、そこにいるだけで試合が盛り上がること。さらに、社会に対してもベクトルが向いていて、様々な課題に向き合っている姿勢に、卓越している印象を受けました。
先日、NFLの試合前の国歌斉唱のシーンで、アメリカのチアリーダーが、音を手話で表現している姿がテレビに映りました。また、アメリカのチアリーダーは、米軍基地へ訪問してパフォーマンスをする事も知りました。まさに、チアリーダーが社会から必要とされる存在である事への奥深さを感じ、素敵だなと思いました。
私自身も、いつも、お客さんにポジティブな印象を持ってもらいたいと思いながら踊っていますし、ダンス以外でも何かプラスの社会活動ができるチアリーダーが素敵だと思っています。そういった思いや活動は、パフォーマンスにも滲み出る気がしますし、人前に出る時の意識の変化にもつながる気がしています。
Rana ©2021 StarMaker, Inc.
-Allstar pro-cheerleadersの活動の中で、印象に残っていることは何ですか?
自立した女性、という部分に気づかされました。特に「何事も、積極的に関わって、楽しんで!」というチアスピリットです。これが自立した女性のチアスピリットだと感じました。
活動中は、メンバーがそれぞれ役割を持ちながらチームをリードしていきます。私はSNS担当でしたが、どんなお願いにも、みんな快く笑顔で対応してくれて、改めて、その大切さを学びました。
また「正解はないから、自分で行動する」という活動方針も印象に残っています。”アメリカでは、自立した女性が魅力的。だからこそ、指示を待つのでなく、この試合を盛り上げるためにどうするかを自分で考えて、自由に正解を作っていいんだよ”と活動をする中で教えてもらいました。
これが、私にとって、日本とアメリカのギャップであり、魅力的に感じた部分です。素敵なパフォーマンスの基盤には、こういった自立した女性の持つチアスピリットがあって、それが周りに良い影響を与えていくことも知りました。
仕事をする時も、日本では、正解を聞いてから、丁寧に進めることもありますが、アウトプットしてから仕事を進めるというスタンスも知りましたし、様々な部分でチアスピリットは生かされています。こういったチアスピリットを、本場のアメリカで学びたいと思っています。
Allstar pro-cheerleadersでのRana
後編の掲載 は3月23日予定。
◆Rana
茨城県出身。筑波大学応援部WINSのチアリーディングチーム・froggiesでチアを始め、卒業後は、Xリーグ・クラブウォリアーズの専属チアリーダー・CLUB WARRIORS Brights Luna で3シーズン活動。その後、一般社団法人プロフェッショナルプロチアリーディング協会のAllstar pro-cheerleadersに所属しながら、プロ野球独立リーグ・茨城アストロプラネッツ専属パフォーマンスチーム・Vegas Dancersで2シーズン活動。