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ダンスで魅せる!プロ野球独立リーグのルートインBCリーグ茨城・Vegas Dancers(前 編)
今回は、プロ野球独立リーグのルートインBCリーグ・茨城アストロプラネッツの公式ダンスチーム「Vegas Dancers」を、2回に渡ってお届けします。前半は、創設時からディレクター兼メンバーとして活動されているMeissa(メイサ)さんに、チームのモットーややりがいについてお伺いしました。
-はじめまして!この度はチア☆アップにご登場いただき、ありがとうございます。Meissaさんはアメリカでダンスを勉強されていらっしゃったのですね。
はじめまして!こちらこそ、ご掲載くださり、ありがとうございます。そうなんです。私は、日本の大学を卒業後、メンフィス大学のダンス学部に入学したのですが、それが大きな転機になりました。
まず、アメリカは、感情をストレートに伝える文化があると思いました。ある時、私のダンスを見た人から、“人生が変わった”と言ってもらいました。その時に、ダンスは自分が楽しむだけでなく、見ている人の生きる力にもなるということに気づき、ダンスのやりがいはここにあると思いました。その後、LAで様々なジャンルのダンサーたちと活動していく中で、見ている人が目を離さないような、ダンスの「魅せ方」を学びました。それが、今のVegas Dancersの活動にも生かされています。
-チームのモットーは何ですか?
「ダンスで魅せる」ことが創設時からのモットーです。ダンスパフォーマンスでお客さんを魅了して、球場を盛り上げたいです。そして、試合を見に来たお客さんに「楽しんでもらう」ことを大切にしています。暑い中でも、雨の中でも試合を見ているお客さんが、少しでも気を紛らわす瞬間を作れるようにと思っています。
そのために、曲の意味を考えながら、その雰囲気をあった振り付けを考えたり、ダンスのフォーメーションを工夫しながら、広い球場でも見栄えのするパフォーマンスを心掛けています。
-これまでで思い出に残っているエピソードを教えてください。
去年の夏に、試合前に、球場の外でパフォーマンスをしました。その時、ファンの方が、私たち一人ひとりに花束を渡しながら「いつも頑張ってくれてありがとう」と言ってくださって、それが本当に嬉しかったです。「Vegasのパフォーマンスがあるから、試合を最後まで見られる」とも言ってもらえた時は、4年間でやっとやりがいを感じました。お客さんからの直接の反応が、私たちのモチベーションになることにも気づきました。
◆Vegas Dancers
プロ野球独立リーグのルートインBCリーグ・茨城アストロプラネッツの公式ダンスチーム。2019年創設。今季のメンバーは8人。ホームゲームでのパフォーマンスの他、茨城県内の地域イベントに出演。チーム名には、七夕の織姫星として知られている一等星のベガ(Vega)のように輝きたいとの思いが込められている。