Cheer Up
チアの魅力を世界に発信!チアファミリー(前編)
今回は、関西を中心としたチアダンス教室「CHEER FAMILY」です。代表理事の武本絵美さんとは、昨年神戸で開催されたスポーツイベント・MEET SPORTSでご縁をいただきました。前半はチアファミリーの3つの理念についてお届けします。
チアファミリー代表理事の武本絵美さんは、生まれも育ちも大阪府柏原市です。開校のきっかけは「チアのインストラクターをしていた頃から、地元の柏原でチア教室を開校したい夢がありました。ある時、地元のママ友にチアの教室やってほしいと言われ、それがきっかけになりました」と当時を振り返ってくださいました。
チアファミリーの理念は3つです。1つ目は”チアを通して幸せに生きていく力を身につけて、たくさんの人や地域に元気や笑顔を届ける”。
「自らできることを見つけ出していける人になってほしいです。チアをやったからこそ、自分で生きていく力を身につけてほしいと思っています。そのための考え方や行動力、周りへの挨拶など、チア以外でも使える社会力を身につけてほしいです」と話してくださいました。
©一般社団法人チアファミリー
2つ目は”チアで出会った人たちを家族のように大切にし、手を取り合って成長していくこと”。太陽のような存在であり続けることを軸に活動されています。
「人との関係性の中で、共に成長することを大切にしています。例えば、大会を目指す時には、家での生活が整っていないとチアは伸びないんです。家での練習時間ややり方についてなど、保護者の方にも相談しながら、自主的にできるまでサポートしてもらっています」
そんな中「親子の関係については大変でした。息子が4才の時に一緒にスタートしたので、その時は、ママでありながら、チアの時は先生、という役割の違いが分からず、レッスン中に甘えることも多かったです。娘も一緒にチアをしていますが、選抜クラスに入ったもののやる気が出なかったり。でも、小学生になり、今ではみんなの見本となったり、助けてもらえる存在になりました」と、これまでの活動の様子も教えてくださいました。
©一般社団法人チアファミリー
3つ目は”幸せの連鎖を広げていくため、スタッフは自分の実現を大切にする”。
「インストラクターやスタッフみんなが、それぞれ自分がどういったものを作りたいのかを共有しています。そして、それぞれが理想とする教室を大切にしています」
©一般社団法人チアファミリー
-後半に続く-
◆一般社団法人チアファミリー
2022年創設。幼児から70代までの約120名が活動。大阪府と三重県に6校開校。地域イベントやスポーツ応援、発表会で演技を披露する他、チアダンス大会にも出場。