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後記7

60歳からチアを!シニア中心「キャサリン・ラビット」

神戸のイベント出演時②.jpg

創設のきっかけは、愛媛県立松山商業高校の同窓会での還暦パーティー。かつて、高校時代に同高野球部が甲子園で優勝した時の思い出話に花が咲いた。「また、あの頃のような熱い経験がしたいですね」。そんな時に思いついたのが「60才からチアをしよう!」。チア経験者は少ない中で、皆の気持ちはひとつになり、「キャサリン・ラビット」が誕生した。

 

 「キャサリン・ラビット」は、テーマパークダンサーのような陽気で楽しい雰囲気を大切にしている。イベント出演時は、金髪のウィッグとつけまつげを欠かさない。

チームのマスコットの「キャサリン」は、永遠に齢をとらないメンバーの心のシンボル(象徴)。そんなキャサリンと一緒に、メンバーはステージを盛り上げる。

「普段と違った変化が楽しい!」

メンバーは、ムーミンやスーリヤ、ジュリア、キャッシーなどといったお気に入りのチアネーム(愛称)で呼び合いながら、和気あいあいとチアを楽しんでいる。

神戸のイベント出演時①(マスコットの右横が谷川さん).jpg

80才でチアを始めた谷川玲子さん<チアネーム・れいちゃん>(84)

「チアはリズム感があり、脳トレにもなり、踊っていて楽しくなってくる!チームワークも大切だから、皆と息が合って踊れた時の達成感がうれしい!努力すれば覚えられるし、体が動く間はチアを続けたい!生き生きと楽しく生活したいため!」

(神戸のイベントに出演したキャサリン・ラビット。中央マスコットの右が谷川さん)

シニアチアフェスタ出演時(写真提供:日本シニアチア協会).jpg

創設時からチームを指導する岩崎麻美(あさみ)さん

「まずは自分たちが楽しんで、それを見てくれた人も楽しんでもらえたら。『大人になってからこんなに感動することはなかった』と話すメンバーもいます。何才になっても、初舞台の達成感と感動は同じです。『おばあちゃんかっこいい!』と演技を見た孫がチアを始めることもあります。チアダンスは年齢問わず楽しめて、心と体の健康につながる生涯スポーツ。これからも、全国にキャサリン・ラビットをひろめたいです」

 

松山(愛媛)のイベント出演時.jpg

◆キャサリン・ラビット

2011年創設。50代〜84才までの約50名で構成されるアクティブレディ&シニアのチアダンスチーム。活動拠点は、愛媛と関西(大阪、兵庫、京都)。神戸祭りや松山祭りなどの地域イベントに出演する他、介護施設へも訪問する。チーム目標は、毎年横浜で開催されるシニアチアフェスタ

 

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